日中は現場作業、夕方から頭脳労働で残業は月に70時間~100時間あった。

日中は現場作業、夕方から頭脳労働で残業は月に70時間~100時間あった。
時間外労働をちゃんと計算するとそれはもっと増える。
社長は残業を減らすために努力する素振りを見せてはいたが、一向に短くなる気配がない。
30代後半の、ある上司は月150時間以上の残業をこなし額面総額30万であった。
常に疲れ切った顔つきで諦めたように働く彼を見て、私は此処に居てはいけないと確信し3月一杯で退職した。
有給は使わなかったし、次の仕事も見つけてはいなかった。
すぐに、仕事を探す気にもならずダラダラとするうち時間だけが過ぎていき、気が付くと冬になっていた。
オファーが来るのを待てばいいと宣伝されていたリクナビに登録こそしていたものの、余り真剣に取り組んではいなかったのだ。
そもそも、リクナビだとかマイナビといった就職支援サイトは私には分不相応なきがしていたのだ。
敷居が高く感じている。
在職中に有給を使いながら転職活動を行い、退職後3カ月で仕事を始めた、たった一人の同期が羨ましかった。
年が明けるころに危機感を感じハローワークに通い転職活動を行った。
相談員がついてくれる若年性ハローワーク、若しくはヤングジョブなんかといわれる施設を利用した。
それでも私はどこか、他人事で其処まで真剣ではなかった。
根本的に働くのが嫌いなのだ。
出来るならば死ぬまで好きな事をしてダラダラ生きていきたいけど無理だから働く。
などといった大多数の人が思っていても口に出さない事を相談中に堂々と言うほど、開き直っていた。
なんとなく面接を受けた会社、2社目でなんとなく採用された。
残業時間は急激に減った時間外労働を正しく計算したとしても10~20時間といったところであろう。
休日も85~120に増えた。
ボーナスも今では普通に出る。
物凄く頭が悪い上に人間性に非常に問題のある上司と一緒に働く羽目になったが、それでも前よりはうんとマシだと思っている。
問題はこのまま仕事を続けて行ったとして10年後の38歳になった時、月収、額面総額26万前後って事だ。